年末年始休館日のお知らせ

当館と尾道市立大学サテライトスタジオは、2018年12月29日(土)~2019年1月3日(木)の間、休館いたします。
2019年1月4日(金)からは通常通り、午前10時~午後6時まで開館いたします。

2018年12月25日(火)  ーーーーーーーーー開館
12月26日(水)・27日(木)ーーーーーーー休館日
12月28日(金) ーーーーーーーーーーーーー開館
12月29日(土)〜2019年1月3日(木) ーー年末年始休館
1月4日(金)  ーーーーーーーーーーーーーー開館




<現在開催中>

「第4回 揺籃展」  
2018年 12月17日(月)〜 2019年1月20日(日)
会場 MOU尾道市立大学美術館・尾道市立大学サテライトスタジオ
開館時間 10:00〜18:00
休館日 水・木曜日、12月29(土)〜1月3日(木) 
入場無料

◎会期中イベント
ギャラリートーク 
日時:2019年1月20日(日)14:00〜
場所:MOU尾道市立大学美術館



本学大学院美術研究科日本画コース修了生による、第4回目となるグループ展です。修了後も様々に活動を続ける、作家たちの近作を展示します。




ワークショップを開催しました!

現在開催中の「第四回 揺籃展」ワークショップ『新年のお迎え準備 −ちぎり絵で亥を作ろう−』を
12月22日、本展の出品作家2名が企画し、講師として開催しました。




このワークショップでは、岩絵具を塗った麻紙で来年の干支『亥』をちぎり絵でつくります。
机の上には、講師のお二人が準備してくださった色とりどりの麻紙が並んでいます。色紙とは違った質感や複雑な色が、見ていてワクワクします。




まずは、「日本画って何?」というところから、実際に使われている画材を見せていただきながら、説明を受けました。麻紙や絹・膠(動物の皮を煮て作ったもの)・鉱石を砕いて作られた岩絵具の、いずれかを使ったものは最近では日本画と呼ばれるそうです。
鉱石の粒子の大きさによって、岩絵具の色が変わることも、実物を見ながらだとよく分かります。
参加された方々もメモを取りながら、熱心に聞いてくださっていました。



日本画の作品に囲まれながら、ワークショップのスタートです。
見本や、イノシシの写真・イラストを見ながら「どうしようかな」と考える時間から始まり、いざ台紙に和紙を貼り始めると皆さまの動きがどんどん積極的になっていきます。楽しいおしゃべりをしながら、お互いの作品を見て感想を伝え合いながら、楽しい時間が進んでいきます。


イノシシの毛並みがカラフルでとても素敵です!竹や松もとても丁寧に作っていらっしゃいて、和紙の素材の面白さから発見した工夫をされていました。



イノシシの踏ん張っている足がとても可愛いですね!和紙を細かくちぎられたことで現れてくる、フワフワした毛並みが優しいですね。





力作をずらりと並べて、記念写真です!
亥と新年のお迎え準備というテーマで、それぞれの個性が華やかに光りますね。新しく迎える年が、良き一年になるようにと想いも込められています。
和紙をちぎったときの毛羽立ちや、岩絵具のザラザラした質感に色の美しさ。。。実際に触れることで、日本画の魅力を体感することができました。

ご参加くださった皆さま、講師のお二人、素晴らしい作品を作り上げていく楽しい時間を、本当にありがとうございました。




<現在開催中>

「第4回 揺籃展」  
2018年 12月17日(月)〜 2019年1月20日(日)
会場 MOU尾道市立大学美術館・尾道市立大学サテライトスタジオ
開館時間 10:00〜18:00
休館日 水・木曜日、12月29(土)〜1月3日(木) 
入場無料

◎会期中イベント
ギャラリートーク 
日時:2019年1月20日(日)14:00〜
場所:MOU尾道市立大学美術館


本学大学院美術研究科日本画コース修了生による、第4回目となるグループ展です。修了後も様々に活動を続ける、作家たちの近作を展示します。









「第四回 揺籃展」始まりました

本日、12月17日より「第四回 揺籃展」が始まりました。
本展は、尾道市立大学大学院  日本画修了生による自主企画展です。
1期生から2018年に修了した12期生までの総勢21名が出品しており、
当館とサテライトスタジオの2会場で71点を展示しています。

展覧会の名前となっている「揺籃」には、「物事のはじまり」という意味があるそうです。尾道の地で学び、それぞれ作家として歩み始めた出品者たちが、始まりの場所に立ち返り現在の自分を見つめなおすことで、今後のさらなる成長を目指す、という意味が込められています。

同じ日本画でありながら表現は多種多様で、日本画に親しみを持つことができる展覧会となっています。

12月22 日(土)には、日本画の画材である和紙や岩絵具に触れてみたい方に、ぴったりのワークショップが予定されています。
「新年のお迎え準備−ちぎり絵で亥を作ろう−」※要予約
日時:2018年12月22日(土)14:00〜
参加費:500円 
定員:10名程度(先着順)
場所:MOU尾道市立大学美術館
お申込み:MOU尾道市立大学美術館(TEL/FAX  0848-20-7831)
内容:岩絵の具を塗った麻紙で来年の干支、亥をちぎり絵で作成します。
こちらは予約が必要となります。興味のある方は、どうぞお気軽に当館までお問い合わせください。
皆さまのご参加、ご来館をお待ちしております。



<現在開催中>

「第4回 揺籃展」  
2018年 12月17日(月)〜 2019年1月20日(日)
会場 MOU尾道市立大学美術館・尾道市立大学サテライトスタジオ
開館時間 10:00〜18:00
休館日 水・木曜日、12月29(土)〜1月3日(木) 
入場無料

◎会期中イベント
ワークショップ「新年のお迎え準備−ちぎり絵で亥を作ろう−」
※要予約
日時:2018年12月22日(土)14:00〜
参加費:500円 
定員:10名程度(先着順)
場所:MOU尾道市立大学美術館
お申込み:MOU尾道市立大学美術館(TEL/FAX  0848-20-7831)
内容:岩絵の具を塗った麻紙で来年の干支、亥をちぎり絵で作成します。

ギャラリートーク 
日時:2019年1月20日(日)14:00〜
場所:MOU尾道市立大学美術館


本学大学院美術研究科日本画コース修了生による、第4回目となるグループ展です。修了後も様々に活動を続ける、作家たちの近作を展示します。










「浮游ー塩川髙敏展ー」12月9日(日)まで

10月20日(土)から始まった「浮游 −塩川髙敏展−」も、早いもので残りわずかの会期となりました。
いつもお越しくださる皆さま、本学の在学生や卒業生、塩川先生の同級生や教え子の皆さま。市内から県外から、本当に多くの方にご来館いただいております。
懐かしい作品や、初めて出会う作品の数々の前で、皆さま思い思いの時間を過ごしてくださっています。

本展は、素描作品も交えながら塩川先生の創作の軌跡をご覧いただける、大変貴重な機会です。複数回のご来館も大歓迎ですので、皆さまのお越しをお待ちしております。


第一展示室:小学生の時に描かれた油絵、
写真や収集物、スケッチブックも展示しています。


第二展示室:油彩画の元となる貴重なデッサンや
植物園のドローイングを展示しています。

 
第二展示室:横浜時代の作品から、代表的なシリーズ
「樹映」や「浮游」の大作を展示しています。

 
第三展示室:様々な時代の「浮游」を展示しています。




<現在開催中>

「浮游 −塩川髙敏展−」  

2018年 10月20日(土)〜 12月9日(日)


会場 MOU尾道市立大学美術館・尾道市立大学サテライトスタジオ
開館時間 10:00 - 18:00
休館日 水・木曜日 
入場無料



尾道市立大学の設置準備の時以来、大学の教育研究の充実に尽力し、2017年秋に急逝した画家の創作の軌跡を振り返る企画展。初期作品から代表的なシリーズ「樹映」や「浮游」をはじめ、尾道の風景など、制作の変遷を辿りながら画家の創作の核心に迫る企画です。











サテライトスタジオ展示作品のご紹介

現在開催中の「浮游 −塩川髙敏展−」は、当館と尾道市立大学サテライトスタジオで同時開催しております。
当館では制作の流れを追って、デッサンなども含む約60点をみていただける構成になっておりますが、サテライトスタジオでは多様な作品10点を一度にご覧いただくことができます。


今回はその中から3点をスタッフが選び、文章にしてもらいました。塩川先生が仰っていた「私自身が語るのではなく、みる人が作品と向き合い、それぞれに語らってほしい」の言葉通り丁寧に伝えてくれた以下の言葉と、皆さまの惹かれるところや選んだ言葉の違いを感じながら、展示をみたり、思い出していただけたら幸いです。




「貌’10
宙に浮くクローズアップされたサボテンとその奥には水平線が見えます。
サボテンといえば乾いた印象を持ちますが、塩川先生の作品では瑞々しさを携えているように見えます。それは血管のように張り巡らされた歪みが表面を走り、複雑な流れを全体へ行き渡らせているからでしょうか。
ザワザワとした生命力を感じられるサボテンと共に描かれる水平線は凪、静かに見えます。画面全体が柔らかな光をまとい、包容するような悠然とした眼差しを感じられました。 




「貌’10」の静かな水面に対してP8号の「浮游」は、光を受けた水面が跳ね上がり飛沫をあげています。深さを持った水面の青の存在の精彩さ。画面下方部には伸びやかに悠々と水中を泳ぐ人物と画面外から水中に飛び込んできたような人物もいます。水面と隔たりを作るゴーグルをつけた人物は他の作品にも繰り返し描かれています。大学美術館にもゴーグルをつけた人物が描かれた作品や、アイディアスケッチの中にも登場するので是非見てほしいです。
重力を感じない水中という異空間は水上と線引きをされ、個を強調される特別な場所のようです。なぜなら水は体を取り巻く膜にも思え、孤独な一人一人という感じもします。




「倶・楽・部」
ビリヤードに興じる人物を中心に、頬杖を付きその姿を見つめる姿や、あやとりをする手などが取り囲みます。鮮やかな緑色のビリヤード台の上にはサイコロや矢印など様々な形が点在しています。
人体の構造や室内は解体され、人物同士や室内の物体と融合され、緩みのない鋭い面で再構築されています。そしてそれらに馴染むような、鮮やかな色彩のぶつかり合いが目を引きます。
油絵の具特有のねっとりした質感や、削られた跡、発色の良さは油絵の具の持つ魅力を発揮されています。均一の幅で繰り返されるボーダーや、水平に走る線が多用されているのも印象的で、遠くから見ても、近くからでも見どころがたくさんあります。



今回書いてもらった文章や、ご来館いただいた方とお話をさせていただくと、毎日作品を見ている職員でも、確かにそうだと改めて気づくことがあります。作品をみることはとても自由で、人それぞれに発見があり疑問があり感動があります。心の揺さぶりを作品と共に記憶の中に留めて帰っていただくことができたら、とても素敵だと思いました。





<現在開催中>

「浮游 −塩川髙敏展−」  

2018年 10月20日(土)〜 12月9日(日)


会場 MOU尾道市立大学美術館・尾道市立大学サテライトスタジオ
開館時間 10:00 - 18:00
休館日 水・木曜日 
入場無料



尾道市立大学の設置準備の時以来、大学の教育研究の充実に尽力し、2017年秋に急逝した画家の創作の軌跡を振り返る企画展。初期作品から代表的なシリーズ「樹映」や「浮游」をはじめ、尾道の風景など、制作の変遷を辿りながら画家の創作の核心に迫る企画です。









ギャラリートークを開催しました

10月20日(土)14時より、「浮游 −塩川髙敏展−」ギャラリートークを開催いたしました。展示室がいっぱいになるほど、本当に多くの皆さまにお集まりいただくことができました。どうもありがとうございました。



「塩川先生は、『絵に語らせたらいいんだから、いろいろと言葉にする必要はない。みる人が絵と対峙して絵と語り合ってもらったらいいんだ』と仰いそうですが、自分たちの解説に加えて、参加された皆さまからもエピソードやお話を集めながら進めさせてほしい。」という挨拶に始まり、本学油画コース教員の、矢野哲也・小野環・橋野仁史が皆さまと一緒に展示室を回りながら、塩川髙敏先生の創作の軌跡をたどりました。


「尾道に来る前の作品も展示して、尾道の皆さまや学生たちに自分の初期作品から一堂にみてほしい」という生前の想いを汲んで、一番古い作品は小学生の時に描かれた油絵まで遡り、1970年代〜90年代の横浜で制作をされていた頃の作品、そして本学設置準備のために尾道に来られてからの2000年代以降の作品を展示しています。




高校生の時に「絵を描くことが面白くて辞められない」と画家になることを志し、現役で東京藝術大学へ進んだ後は周囲からのプレッシャーもあり、とにかく描かなくてはと石膏デッサンを多く描いて確かな基礎を積み上げたそうです。
初期の作品にみられる幾何学的な形は、同時代に流行したドイツやオーストリア系の画家の影響を受けたと考えられます。一方では仏像のポストカード等の資料も大切に保管されており、惹かれるものを幅広く大切にして、自分のものにしようとしていたことが、うかがえます。


後ろに見えるのが、高校生の時に描いた画家を志すきっかけとなった作品


ご結婚とお子さんの誕生も、制作に影響をしたそうです。庭の樹や松葉、幼稚園までの道のりが描かれている作品からは、より身近な環境と存在に目を向けられていたことが分かります。仕事を全て辞め、数年は絵だけを描くのだと決意された時期は、植物園に通うなどして多くのデッサンを描かれたそうです。このデッサンを塩川先生は大切にされていたそうで、その中の一部も展示しています。


貴重なデッサンやドローイングも多く展示しています


長年、『浮游』をテーマに描かれていた先生の作品を並べてみると、同じ『浮游』シリーズでも光についての過渡期がみられ、無機的な蛍光灯の室内のような光から、太陽の柔らかく包み込むような光へと変わっているのが分かります。
2017年の作品を描かれていた時には「自由に描けるようになって、楽しくなってきた」とお話されていたそうです。




塩川先生の作品から読み取れる物事、塩川先生との会話から思い出される物事。参加された皆さまも、それぞれに感じ、思い出されることが多くあった時間だったのではないでしょうか。塩川先生のことを語り尽くされた時間のようでしたが、トークの後日も塩川先生の作品をみながら、色彩の美しさや質感が表れている技術に感動したり、筆致を空中でなぞりながら先生の線を追ったり、日々学び取りながら思い出すことは尽きません。


会期は12月9日まで、尾道市立大学サテライトスタジオ(尾道市土堂1-8-5/商店街の中にあります)でも同時開催しております。
また、なかた美術館(尾道市潮見町6-11/http://www.nakata-museum.jp)では「塩川髙敏―尾道を描く―」を「コレクションプラス 描かれた人々」と同時開催されています。こちらは休館日や開館時間等異なりますが、ぜひ全会場を巡っていただけると幸いです。
皆さまのご来館、お待ちしております。




<現在開催中>

「浮游 −塩川髙敏展−」  

2018年 10月20日(土)〜 12月9日(日)


会場 MOU尾道市立大学美術館・尾道市立大学サテライトスタジオ
開館時間 10:00 - 18:00
休館日 水・木曜日 
入場無料



尾道市立大学の設置準備の時以来、大学の教育研究の充実に尽力し、2017年秋に急逝した画家の創作の軌跡を振り返る企画展。初期作品から代表的なシリーズ「樹映」や「浮游」をはじめ、尾道の風景など、制作の変遷を辿りながら画家の創作の核心に迫る企画です。









「浮游−塩川髙敏展−」10月20日より開催です

10月20日(土)より「浮游 −塩川髙敏展−」を開催いたします。
開館にむけて、ただいま着々と準備を進めております。
沢山の作品に囲まれながら感想を言い合ったり、先生の思い出話をしながらの作業で、
館内は塩川先生でいっぱいの雰囲気です。










小学生の時に描かれた油絵から、194×259cmの大作。ドローイングやエスキースまで、尾道市立大学美術学科の設立にも尽力された、画家・塩川髙敏の約60年にわたる創作の軌跡をたどる展覧会です。尾道市立大学サテライトスタジオでも同時開催いたします。貴重な機会にぜひ、皆さまのご来館をお待ちしております。
初日(10/20)14時より当館にて、本学油画コース教員がギャラリートークを行います。どうぞご参加ください。




<次回展覧会>

「浮游 −塩川髙敏展−」  

2018年 10月20日(土)〜 12月9日(日)


会場 MOU尾道市立大学美術館・尾道市立大学サテライトスタジオ
開館時間 10:00 - 18:00
休館日 水・木曜日 
入場無料

◎ギャラリートーク 10月20日(土) 14:00〜
会場 MOU尾道市立大学美術館
尾道市立大学油画コース教員が塩川髙敏の創作活動についてお話しします。時代ごとの創作の変遷を踏まえつつ、各展示作品に触れていきます。


尾道市立大学の設置準備の時以来、大学の教育研究の充実に尽力し、2017年秋に急逝した画家の創作の軌跡を振り返る企画展。初期作品から代表的なシリーズ「樹映」や「浮游」をはじめ、尾道の風景など、制作の変遷を辿りながら画家の創作の核心に迫る企画です。









アーティストトークを開催しました

「In Focus 9 −卒業生の現在−」は会期終了いたしました。
ご来館いただいた皆さま、ありがとうございました。
頂いたアンケートからは、個々の作品の感想に加えて「三者三様でとても面白かったです、
見ごたえがありました。」という意見が多くあったことが印象的でした。
出品作家3名それぞれの作品と、じっくり向き合える時間を過ごしていただけたかと思います。



最終日の10月8日にはアーティストトークを開催いたしました。当初の予定日は台風の影響で延期いたしましたが、今回は晴天の中、多くの方にご参加いただくことができました。

まずは一人ずつ、今回展示されている作品について話をしていただきました。児玉さんは「料理の写真を見ながら、料理を描いているのではなく線を描いている」こと。中曽さんは「命や北欧神話からヒントを得て形づくり、用途に意識を向けることもある」こと。松本さんは「散歩中に出会った惹かれるものや景色を自分のフィルターを通して描いている」ことを知ることができました。






その後は、お客様からのご質問や、作家同士での対話の中から、展示での作品のみせ方や、卒業後の制作環境、作家活動についてもお話を伺いました。
トークに参加してくれた学生には、自分が卒業後にどうしたいか・どうなりたいかを考えるためのヒントになったのではと思います。
ご参加いただいた皆さま、児玉さん・中曽さん・松本さん、どうもありがとうございました。






当館は只今、展示入れ替え期間中です。
次回は10月20日(土)から「浮游 −塩川髙敏展−」を開催いたします。
初日の14時からは、本学油画コース教員によるギャラリートークを行います。こちらもぜひご参加ください。





<次回展覧会>

「浮游 −塩川髙敏展−」  

2018年 10月20日(土)〜 12月9日(日)


会場 MOU尾道市立大学美術館・尾道市立大学サテライトスタジオ
開館時間 10:00 - 18:00
休館日 水・木曜日 
入場無料

◎ギャラリートーク 10月20日(土) 14:00〜
会場 MOU尾道市立大学美術館
尾道市立大学油画コース教員が塩川髙敏の創作活動についてお話しします。時代ごとの創作の変遷を踏まえつつ、各展示作品に触れていきます。


尾道市立大学の設置準備の時以来、大学の教育研究の充実に尽力し、2017年秋に急逝した画家の創作の軌跡を振り返る企画展。初期作品から代表的なシリーズ「樹映」や「浮游」をはじめ、尾道の風景など、制作の変遷を辿りながら画家の創作の核心に迫る企画です。










10/8(月・祝)アーティストトークを開催します

「In Focus 9 −卒業生の現在−」アーティストトークを最終日の10月8日(月・祝)14時より、
開催いたします。出品作家3名が揃い、作品や卒業後の作家活動等、様々な話を聞くことができる
貴重な機会です。
台風の動きが心配されますが、どうぞ気をつけてお越しください。
皆さまのご参加を、心よりお待ちしております。







庭に展示している中曽さんの作品に、スズメたちが集まってきました。
開館中の和やかな一コマです。




<現在開催中>
「In Focus 9 ー卒業生の現在ー」  
2018年 9月1日(土)〜 10月8日(月・祝)
開館時間 10:00 - 18:00
休館日 水・木曜日 
入場無料
◎アーティストトーク 10月8日(月・祝)14:00〜
3名の作家が各々の活動や作品を紹介します。

本学を卒業・修了し、各分野で活躍している新進作家、児玉 香織(油画)・中曽 智子(デザイン)・松本 香菜子(日本画)の3名を紹介します。










9/30(日)臨時休館のお知らせ

【臨時休館のお知らせ】
台風24号の接近により、安全確保のため明日9月30日(日)は、
臨時休館いたします。
ご来館の皆様には、ご迷惑をおかけしますが、
ご理解のほど、よろしくお願いいたします。





「In Focus 9 −卒業生の現在−」作家紹介③


尾道市立大学美術学科の日本画・油画・デザイン各コースの先生方に、
現在開催中の「In Focus 9 −卒業生の現在−」作家紹介文を書いていただきました。
今回は日本画コース教授の中村譲さんに書いていただいた、松本香菜子さんの紹介文です。

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 
 松本香菜子さんは尾道市立大学美術研究科を修了後、院展出品や広島を拠点とした
グループ展を中心に作品発表を続け、若手日本画作家として注目を集めています。 
 彼女の描く風景の世界は、柔らかな光や暖かな空気を感じさせ、観るものにどこか安らぎを
与えてくれます。綿密に計算され尽くした画面構成や、テクニカルな素材表現を感じさせる画面
というよりは、興味を持った対象を彼女の緩やかで暖かい感性のフィルターを透して描いた
スケッチの様な気軽な印象が特徴的です。そんな感覚的表現からは時として確かな造形感覚が
伺えます。
 今後ますます活躍が期待される作家です

尾道市立大学 日本画コース 教授
中村 譲

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -


「In Focus 9 −卒業生の現在−」展示風景




作家たちが学生の頃から卒業後の現在まで、見守ってこられた教員による出品作家3名の紹介文は以上です。作家本人たちによるアーティストトークを、最終日の10月8日(月・祝)14時から開催します。皆さまのご来館お待ちしております。




<現在開催中>
「In Focus 9 ー卒業生の現在ー」  
2018年 9月1日(土)〜 10月8日(月・祝)
開館時間 10:00 - 18:00
休館日 水・木曜日 
入場無料
◎アーティストトーク 10月8日(月・祝)14:00〜
3名の作家が各々の活動や作品を紹介します。


本学を卒業・修了し、各分野で活躍している新進作家、児玉 香織(油画)・中曽 智子(デザイン)・松本 香菜子(日本画)の3名を紹介します。