シンポジウム開催、そして「教員展2015」終了しました!


5月10日(日)、展覧会最終日のイベントである、シンポジウム「おわり と はじまり」を行いました。

本学美術学科の、油画・日本画・デザインコース教員の方々をゲストとして迎え、各々の専門領域の視点から、表現・研究の「おわり と はじまり」について話し合ってみようというのが今回のテーマです。

当日は、ゲストの方々それぞれのお話しをリレーしていきながら、お互いの意見を新鮮なものとして受取りあっているような様子が印象的でした。
内容としては、’’何かをつくる・表現する人(作家や、デザイナー)’’と、’’つくられたもの・表現(作品や、デザインされたもの)’’という関係性のお話が主でしたが、’’つくられたもの・表現’’と、’’それを受け取る人(鑑賞者や、消費者)’’の関係性において「おわり と はじまり」という見方もできるというお話もありました。
寄り道・脱線をしつつも進行した、今回の企画。
テーマ、内容をより吟味していく必要を感じましたが、各コースの垣根を越えてフランクに意見交換できる環境があるというのは、本学の魅力の一つであると思います。

大学美術館の今後のイベントにも、ご期待ください!






◎シンポジウム「おわり と はじまり」5月10日(日) 15時〜16時30分

ゲスト:小野 環【油画/准教授】、塩川 髙敏【油画/教授】、中村 譲【日本画/准教授】、西嶋 亜美【美学・西洋美術史/講師】、野崎 眞澄【デザイン/教授】、世永 逸彦【デザイン/教授】
進行:矢島 大嗣【当館職員】


3月から2ヶ月にわたって開催しておりました「教員展2015」、無事に終了しました。
次回の開催は、2017年の春の予定です。

そして、5月23日からの展覧会はこちらです!!

「尾道市立大学大学院美術研究科 進級制作展」
2015年 5月 23日(土)〜 6月 14日(日)

◎開館時間 10:00 - 18:00
入館料  無料
休館日  水・木曜日
◎ギャラリートーク 5月 30日(土)14:00〜 


大学院で制作活動を行っている、油画・日本画の各領域の大学院2年生が、院1年生時の制作を発表します。





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