9月15日 ヒトデナシ アーティスト・トーク

塩出さん、那須さんのふたりの作家、緊張の面持ちでアーティスト・トークの始まりです。
それぞれ自己紹介の後、まずは今企画の主旨説明から先週実施したワークショップを振返りました。

ふたりによる造語「ヒトデナシ(=人のような何か)」への思い。
それは時々彼女たちが「ヒトデナシ君」という、愛着をもって呼ぶ存在にまでなっています。


各々の作品・制作についても語られました。



今展覧会では「合作(方法としては、一定の時間を決めて、交互に作品に手を加える)」が重要な要素の一つです。
そして出来上がった作品そのものよりも、共作していくその過程がふたりにとって刺激となったようです。
何作品か共作していく中で、それを始めた頃と後半では合作する意味合いも変化していった…というお話もでました。






お客さんのなかには、「(自分がやれと言われたら)合作なんて、絶対無理!」といった反応もありました。
それに対してご本人たちも、やりづらさを感じたりしつつも、このタイミングで試みたことがお互いにとってやりがいがあったと語っていました。

合作については、展覧会にあわせてつくられたカタログに詳しく説明されています。
会期も残すところあとわずかですが、是非会場で手にとってご覧下さい。



<現在開催中>
ヒトデナシ ー 塩出麻美・那須由希子 展 ー
2013年 8月 31日(土)〜 9月 23日(月)

開館時間 10:00 - 18:00 
入館料  無料 
休館日  火・水曜日(祝日開館)

当大学 油画コース卒業生、塩出麻美・那須由希子による2人展です。
「人とは何か」という疑問をテーマに、独自の切り口による作品を展示します。





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